6月5日(金) クラスの子から手紙が届く


 昨日はアイソトープのせいか熱が出て体がだるかったが、今日は平熱に下がった。

 いつものように病院へ行くと、今日はどういう訳か人が少なくて1時半前には駅に着いた。待っている間、いつものSさんと話をしたのだが、体がだるいとかそういうことはいっさい無いとのこと。とすると、やっぱり私のは気のせいかも知れない。

 病院から帰ると、クラスの子どもからの作文集が届いていた。運動会や遠足の楽しかったことが書いてあった。早く戻ってきて、という文が続く。不思議なもので、卒業生からの時とは少し反応が違う。共有していた時間の長さのの違いか。クラスの子のは代替の先生の指導の下で、自分がそこに存在してないというもどかしさがある。作文を読んでいて、一日も早く回復したいとの思いが、更につのる。


則裕の記録

 一日休むと言うことは、一日で二日分の仕事をするということだ。誰も手助けをしてくれるわけではない現実。ここのところ伝票の処理は、火・金に来てもらっている臨時のSさんに任せっきりだ。申し訳なく思うが、仕方がない。いろいろあるから給料が手にはいるのだと思うことにしている。

 雨が降りそうな感じになってきたので、自転車族の私はあわてて帰宅。

 夕食後、8時半になってので、妹のところへ電話。術後の患者にありがちな経過をたどっている。まぁ順調な回復といって良いだろうが、妹は少し感情的になっている。それも道理だが、電話で話していても、ちょっと持て余し気味。とにかく、なるべく起こすようにしないとダメだと、話をして切る。既にレントゲンは車椅子に乗せていっているし、酸素もとれたという話だった。

 順さんと相談して、明日には顔を出すことにする。しかしながら、順さんが休んでいるのは内緒だから、午後にしか行くことは出来ない。