6月28日(日) 本当の日曜日。また・・・始まっちゃった。


 いつも日曜日のようなものだが、今日はホントに何もしないノンビリの1日。どうも風邪気味が抜けなくて鼻水は出るし喉は痛いしで、薬を飲んで寝ていることが多かった。

 昼は外出を兼ねて、食事をしついでに近畿日本ツーリストに行ってパンフレットをもらってきた。夏は涼しいところでのんびりしたいという希望があって、北海道へ休養に行こうかと話し合っている。いつものように歩き回るのではなく、札幌あたりにじっくりと腰を落ち着けて1週間くらい過ごしたいと思っている。が、うまく体調の方と調節できるかどうか、問題はそれだけだ。

 風邪を引きやすくなるから注意、とは思っていたが、今のうちからこんな状態ではこの冬が思いやられる。こんな風に体調が今ひとつなのに、何と夕べからほぼ予定通りに生理が始まった。前回の時に,A医師はもう無いと思うよ、と言っていたのになんなのだこれは。今日からだがだるいのもこのせいかも知れないが、全く、一体どうなっているのだろう、私の体。

 夕方、珍しく則が部屋の片づけをしている。もっとも自主的にではなく私にギャーギャー言われたせいもあるが。私はそれを横目に見ながら、手伝おうともせず冷ややかな目で見ているだけ。
 放射線も後2回。秒読みに入った。最近患部が日焼けしたように薄黒くなっている。これも治療のせいなのだが、目に見えない放射線がきっちりと当たっているということなのだな。[左右の乳頭付近の肌の様子・右側の荒れが目立つ]


則裕の記録

 午前6時過ぎに起きて、新しく今実験中の仕事関連の作業を行っていたら、8時前になる。このところインターネットの回線がまた混んできていて、接続ポイントを変えてもうまくファイルの転送が出来ない。昨日の分のアップも今朝したがって行った。

 昼過ぎ迄結局、コンピュータと向かい合っていた。さすがに腹が減ったので、いつもの回転寿司で食事をした。一人1000円程度。そのあと少し旅行のパンフレットを手に入れて帰宅した。

 片づけをしたのは、某証券会社の外交の人に、証券の預り証を見つけておくように、昨日電話で厳命されたためだ。もう3回も電話をもらっているので、いい加減に出来なくなって捜し始めたからだが、存外簡単に見つかって、片づけも従って終了。順さんは怒っている。悪魔に怒るのは、閻魔か?

 さて今週は放射線(リナック)療法の最終週。火曜日で終わり、水曜日にK医師の診察を受ければ一応の終了。めでたい。ところで、放射線の影響だが、順さんの表現によれば、「痛痒い」ということだ。爪をのばすのも厳禁されているように、皮膚が弱っているので、大切にしなければならないわけだが、5週間目ともなると皮膚の荒れ具合がハッキリとわかる。一方傷口の方は、かなり改善されてきており、最終的にはたぶん、よほど乳房に注目しない限りわからなくなると思われる。[写真は今日の傷口の様子。傷口の縫合はうまくいっているが、その周辺の肌の荒れが目立つのは前述の比較写真と同じ。]

 最後に閉経と抗癌剤の話だが、抗癌剤が効いていないと言うことの証拠でないことを祈る以外にない。