則と私と乳癌(乳ガン)と・・・ 第7部

2003年 6月29日(日) 梅雨の合間?
 今日は真夏日になったかな。暑い一日だったが、それでもクーラーを付けることなく何とか頑張った。が、のどは渇くし、汗はかくしで、不快指数はかなり高い。

 夏の旅行の計画を始めた。

2003年 6月28日(土) 切らない乳癌治療
 ・・・今朝の朝日新聞ウエブ版に「切らぬ乳がん治療を臨床研究 20余の病院が10月から」とある。きっかけは、最近の抗ガン剤先行治療の成果かから。

2003年 6月27日(金) 保護者にも
 先週から個人面談をしていた。その中に、「私も乳癌でした。」という保護者がいた。子どもが2歳の時だったそうで、4年になるそうだ。「先生の元気そうな様子を見て、頑張れます。」と話してくれた。子どもが小さいぶん大変だったろうなあと思う。

 それにしても、私の周りになんて患者さんが多いのだろう。それほど罹患率の高い病気だったのだろうかと、今更ながら思う。

2003年 6月23日(月) 太陽は乳癌予防に効果?
 ・・・東亜日報によれば、「日差しは多くの疾患を予防」と米ボストン大学医学部のマイケル・ホーリック教授は主張しているそうな。日焼けも適度なら健康と言うこと?

2003年 6月15日(日) 南房総 潮来アヤメ祭り・佐原の花菖蒲 第二日目
 久しぶりに旅に出た。詳細はこちら

2003年 6月14日(土) 南房総 潮来アヤメ祭り・佐原の花菖蒲 第一日目
 久しぶりに旅に出た。詳細はこちら

2003年 6月13日(金) 梅雨入り
 2,3日前からとうとう梅雨入りした。じめじめと嫌な時だ。今日も雨。蒸し暑くてたまらない。まだ、この暑さにはどうも対応できない。汗でびっしょりになる。脱水症状を起こさないように、常に水が身近に置いてある。

 ・・・そんな中、今日は雨が小休止。順さんとシャングリラUを見に行った。こうした切符も今ではインターネットでとれてしまう。もちろん代々木の体育館は超満員。ステージの仕掛けも、演出も、ユーミンの歌もよかった。そんな中、順さんは何度も顔をぬぐっていた。もちろん体育館の座席も暑かったことは確かだが、それでもその回数は異常だ。もう更年期という状況ではないだろうから、何か身体的な問題でなければと、少し心配だ。

 ところで、最近乳癌関連のニュースに関心を持っているのだが、朝日にこんな記事を見つけた。『「告知されて、素人のように、おろおろし、うろたえました。『自分の人生ももはやこれまでか』という絶望感。がん体験にプロもアマチュアもありません。患者の心はだれかが支えなければすぐにでも折れてしまう。患者は医師に人生そのものを委ねているのが分かり、復帰したら必ず優しい医者になろうと心に誓いました。しかし、時がたつと、患者さんについ大きな声を出してしまうこともあります。優しい医者になることは実に難しいことです」』・・・これはかついて乳癌学会の会長も務めた「三浦重人」という自身も直腸癌を患った医師の言葉。

2003年 6月12日(木) これで少しは被害が減るか?
 ・・・毎日新聞によれば、『「乳房を残す治療法(温存療法)の説明を受けなかった」として損害賠償を求めた訴訟。「医師は女性が温存療法に関心を持っているのを知っており、診断した91年当時は未確立な治療法だったとはいえ、可能性などを説明する義務があった」と認定。最高裁、120万円賠償。』

 91年当時未確立だったのは、日本の特殊事情。この裁判二転三転したら結果らしいが、それが同時にかなしいかな、医療の現状の反映なのかもしれない。

2003年 6月 9日(月) 1年に1回の会
 万年幹事の会があった。もう20年以上続いている会で、我が家が万年の幹事をやっている。この会の発起人の1人の娘さんが去年亡くなったのだが、何と乳癌ということだった。まだ40代の若さで、成人前の子どもがいた。発見が遅かったのだそうだ。
 
早く発見できさえすればちっとも怖いことのない病気となった感があるが、まだまだ軽い病気でもないのだ。同じ病名で亡くなるというのを聞く度にドキッとする。

2003年 6月 8日(日) 乳癌のリスク
 ・・・乳癌のリスクについてはたびたび様々な報告がある。アルコールもリスクを高めるという。CNN日本語版は、「夜勤などで夜中に照明などの可視光線を浴びるとホルモンの一種メラトニンの分泌が抑制され、エストロゲンなど他のホルモンの分泌量が増加することが分かっている」と報じており、これは大腸癌等への影響を主に報じているのだが、乳癌も同様。

2003年 6月 1日(日) 薬終了
 長いこと飲み続けてきたホルモン剤(ノルバディックス)をやめた。この後、体にどういう変化が起こってくるかわからないが、もしかしたら全く変わらないかも知れないが、とにかくこれで終わった。

 この薬に関しては、K医師は早くやめろと言うが、A医師は慎重を期して5年間続けた方がいいという。双方の見解が異なっていたが、こまめに診察してもらっていたA医師に従って飲んでいた。

 この薬は、乳癌は押さえる反面、子宮癌になるリスクがあったので、毎年検査は怠らなかった。お陰で、無事にこの日を迎えることができた。