図書館だより 第 13 号 「県図書館の役割−個人的な思い」


みなさん、こんばんは。
ローカルな話ですが、先週の25日に県の(小中学校事務の)研究大会にお邪魔してきました。
(祝日の代休がこんなところで役立つとは。)
みんなには、なぜここにいるの? 出張で来れたの? とか聞かれましたが。
懐かしい人にいっぱい会えて、それだけで行ったかいがあったというもの。

午前中だけの参加で、文部省から出向中の 県教育庁健康教育課長の
講話を聞きました。話の趣旨は特にここに書くほどの内容ではなかったので省きます
が、我が県でも市町村教委からの話し次第では共同実施関係?の加配を申請することに
なるかもしれません。
(もし違ってたら、誰か訂正してください。)

午後には、同じ会場にある○○市の○○○図書館を見てきまし
た。というより、うちの子ども図書室との違いを見比べてきたのですが。
直接サービス(一般の人に本の貸出をすること)の点では、
明らかに○○市の方が洗練されている感じが受け取れました。

ある研修で、県図書館の本業は、市町村図書館の支援だと聞きました。
間接サービスというみたいですが、最近の県図書館の動きを見ていると、どうも直接
サービスを優先している気がします。
一般の地元利用者を軽んじるわけではないのですが、相対的に間接サービスに向けら
れる時間(人材)が少なくなります。
○○市のような大きい自治体の図書館は独自でサービスを提供できますが、そうでは
ないところは、やはり何らかの手助けが必要だと感じます。

私の子ども時代、郡部では学校以外に図書館なんてものは考えられませんでした。
それだけ宮城には図書館が無い地域なのです。でも、無いのが当たり前だったから図
書館に異動するまでは、本音では無くてもいいんじゃないかなと思ってました。

ところがこの半年。
図書館を利用できる子とできない子との差は、予想以上に大きいのではないかと感じ
てます。今年の司書採用試験に「IT格差」が出たみたいですが、それと同じ事が起き
てるのかもしれません。

図書館内外からのパッシング覚悟で書きますが、
この現状で、県図書館としてやるべきことは、地元住民へのサービスよりも、県全体
の格差が少なくなるような仕事をすべきです。

・貸出期間を1ヶ月に延長(遠方の人が2週間で返却できるのか)
・インターネットの活用(検索から貸出依頼まで…これは準備中だけど予算が?)
・返却方法の多様化(地元の公民館へとか…これも実施の方向で準備中)
  ↑でも地元公民館等の協力が不可欠! 制度ができても運用できるかどうか?

いっそのこと、直接サービスをやめて移動図書館+レファレンス対応+研究用図書館
の3点に絞った方が良いように思ってきました。
現在地(○○市北部)に移転してから3年。
もうすぐ来館者が県の人口(200万強)を超えるみたいですが、そのうち○○市
と隣接する○○郡を除いた人の利用は果たして何割なのか?
(このMLに登録している我が県の人で県図書館を利用してる人はどれだけいるのか。)

最後に、学校も予算の時期だと思いますが、県の財政危機宣言中に、地元優先の直
接サービスのために予算の増加はありえない。むしろ、その予算を削って市町村を支
援するための予算を倍増したほうが将来良い結果を生むのではないか。
「駅から遠い」などという苦情に悩まされている現状は、他県の図書館からみる
とどう思われているのか、正直聞いてみたい気がしてます。

なんか、自分の中にあるモヤモヤを勢いまかせで書いてしまいました。
見にくい点がありましたら、ご容赦ください。それでは、また。


追伸。○○さんへのレス。

>おかげさまで我が家では、途切れることなく図書館通いをしています。この『代理
貸し出し』が認められていなかったら、子ども達は今ほどたくさんの本と巡り会えな
かったでしょうし、私自身も図書館通いをすることができなかったと思います。
ありがたい取扱いだと感謝しています。

うらやましい地域ですね。我が県の全市町村でそんな環境になるように微力を尽くし
たいと思います。
私が小さい時、親に絵本を読んでもらった記憶がありません。
先日、自分の親が突然図書館へやってきたのですが、(車で2時間ぐらい)
60年以上生きてて、初めて図書館というものに入ったんじゃないかな。

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