7月15日(水) 自力で便通


 のっけから汚い話だが、抗癌剤後初めて自力便通があった。それまでは1日おきに下剤を使って出していた。これで、胃腸の方もどうやら動き始めたらしい。空腹を伝えるお腹の「グーッ」も鳴り出した。気持ち悪さもなくすっきりした気分だ。といっても、明日からまた薬を飲んで明後日に備えるわけだから、また同じことのくり返しになる。仕方ない。吐き気止めの薬、1週間分くらいくれるといいのになあ。不足分は市販の胃薬を飲んでいる。
 全て終わればその記念に北海道に行って休養となる。それを楽しみにあと少し頑張ろう。乳房付近、異常に汚い。治る過程なのだとあきらめる。

 今日も1日図書館。何となくこの生活に慣れた?でも、明日は雨とのことで、どうしようと則と頭をひねっている。まあ、何とかなるだろうけど。(則裕註:順さんの早朝ファミレスその後図書館のコースは自転車行脚で成り立っているのです。)

 それから、クラスの親から家で焼いたというパンを送ってきた。これがおいしいのだ。有り難く頂く。


則裕の記録

 今日も会議あり。いささか疲れた。

 帰ってきて、食事をして、風呂に入ったらダウン。従って、この文章も翌朝に作っている始末。

 さて写真の注釈をしておきたい。小さい方の画像は、乳頭部付近。ただれているというか、かさぶたが出来ているというか、かなり荒れていることがご理解いただけると思う。一方大きな方の画像は、手術した部分の傷の治り具合。かなりきれいになってきたことが判ると思う。赤いものが付いているが、これはリナック(放射線)の時のマーキングしたものが未だしつこく残っているため。皮膚は相変わらずきめが粗くなっている状態。もっともこれはやや実寸よりも大きいので、荒さが目立つ傾向にあるので、そう見た目にひどい状態ではない。